FP試験は、午前の部、午後の部の2部構成で行われる1日がかりの大仕事である
初めて受験する人にとっては、受験票が送られてきて、そこに記載されている時間割を見て2つの疑問が湧くのではないでしょうか
1つ目は、時間内にすべての問題を解くことができるのだろうか、あるいは時間が余ってしまうくらいなのだろうかということです
そして2つ目は、もし時間が余ってしまったら、昼休みの時間はどう過ごせばよいのだろうかということです
FP試験を1級から3級まで実際に受験してみて、自分の場合はどう考えて、どうしたのかということをまとめておきたいと思います
各級の試験科目とその特徴
≪1級の試験科目とその特徴≫
試験科目は学科と実技に分かれており、学科はさらに基礎編と応用編から構成されています
学科の基礎編はすべて四肢択一式となっており、応用編は用語問題と計算問題で、計算のプロセスまで書かせる完全な記述式となっています
実技は複数の審査員と対面の口述試験が別日程で行われます
≪2級の試験科目とその特徴≫
試験科目は学科と実技に分かれています
学科はすべて四肢択一式となっており、実技は用語問題と計算問題で、いずれも記述式となっています
≪3級の試験科目とその特徴≫
試験科目は学科と実技に分かれています
学科は半分が正誤式で、残り半分は三肢択一式となっており、実技は用語問題と計算問題で、いずれも三肢択一式となっています
2級と3級は学科・実技ともにペーパーテストで行われています
試験当日の時間割から考える昼休みの過ごし方
昼休みの有効活用を考える上では、午前中の試験にどのように取り組み、結果として昼休みがどれほど確保できるかが影響してきます
1級の学科の基礎編は、四肢択一式の問題とはいえ、問題がかなり難しく、細かいところまで読み込まないと解答を選択することはできません
したがって終了時間ギリギリまで粘って解答作成をすることになるため、解答用紙の回収や午後の集合時間のことを考えると、昼休みは実質30分ぐらいだと思います
その間は食事を取るだけであり、事前に準備をしておくか、コンビニを利用する程度となります
2級の学科は、ある程度の難易度はあり、時間が余ってしょうがないというほどではありません
1時間半ほどで解答が完了し、午後の集合時間も考えると、昼休みは実質100分ぐらいだと思います
食事はゆっくりとることができ、さらに午後の試験の直前勉強も可能だと思います
3級の学科は、しっかり勉強をしてきた人なら時間に相当余裕を持って解答できると思います
おそらく1時間程度で解答は完了するでしょう
そうすると昼休みは実質2時間以上あることになり、しっかり勉強してきた人なら午後の準備も必要はなく、時間をかなり持て余すことになります
複数人で受験会場に来ているなら、楽しく食事をして、その後にティータイムということも考えられるでしょう
しかしほとんどの人は1人で受験会場に来ています
そこで、実際に検討したお一人様の2時間の昼休みの活用法を以下に記載しておきます
実際に候補として 検討したもの | アイデアとしてはあるが、 自分の趣味ではない | アイデアとしてはあるが、 そこまでの時間はない |
サウナ ネットカフェ 昼寝 | カラオケ ゲーセン マンガ喫茶 パチンコ ネットサーフィン | 映画 一旦帰宅 |
などなどです
自分の場合はコロナ禍ということもあり、車で会場近くまで行き、車中で食事をとり、そのまま昼寝をしていました
事前によく考えていかないと本当に時間を持て余すことになると思います
ぜひ参考にしていただきたいと思います
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